神秘的な洞窟とオアフ島最西端の絶景
地元の人が暮らす素顔のハワイを見たい人におすすめのドライブコースです。リーワード(leeward:風下の方向)と呼ばれるオアフ島西部には、手つかずの自然と昔ながらの暮らしが残っています。島の北東側に雨を降らせた貿易風が風下では乾燥した風に変わるため、雨の少ない晴天率の高いエリアでドライブに最適。壮大な山脈、長い海岸線、静かなビーチ、トレッキングのできる州立公園など、見所も多いです。そしてオアフ島の最西端のカエナ・ポイント(Kaena Point)で見る風景は、ドライブのハイライト。
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まずはワイキキからH1を通って西へ向かいます。途中にはショッピングで人気のワイケレやカポレイの町があります。海岸に出たらファーリントン・ハイウェイ(93号線)を北上します。左に長い海岸線を望める絶景のドライブコースです。この辺りのビーチは人も少なく、とても開放的!西部のリゾート地マカハを過ぎると道は大きくカーブし、右に壮大なワイアナエ山脈が望め、左には美しい海岸線が見えてきます。壮大なハワイを感じられるエリアです。この辺りはマクアケアアウ・フォレスト保護区になっています。
マカハを抜けてさらに北上するとカエナポイント・州立公園(Kaena Point State Park)に入ります。海側にカネアナ・ケーブ(Kaneana Cave)と書かれた標識が見えたら車を停めて、山側にある神秘的な洞窟に入ってみましょう。カネアナ・ケーブは元々海中にあった岩が侵食された後に隆起し、洞窟となったものです。 |
サメの神の伝説が残る洞窟
カネアナ・ケーブはハワイ神話のモチーフとなっています。炎と火山の女神ペレには兄弟がいますが、その中でも最も神聖な存在とされるのがサメの神カモホアリイ。伝説によると、カモホアリイの子供でサメの神であったナナウエが住んでいたのがこの洞窟でした。ナナウエは人間を襲うためにハワイアンの老人に姿を変え、洞窟を訪れた旅人を招いて毒の入った肉を振舞ったそうです。お腹をすかした旅人が肉を食べてから、ナナウエは元の姿に戻って旅人を襲ったといわれています。 |
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伝説が残るカネアナ・ケーブを過ぎて海岸線を走ると、左手に美しい白砂のマクアビーチ(Makua Beach)が見えてきます。早朝にはイルカの群れが集まることがあるそうで、興味のある方は早い時間帯に出かけてみましょう。人がほとんどいない自然の砂浜はハワイの原風景を想像させます。
マクアビーチを抜けてさらに北上すると、ドライブも終わりに近づきます。オアフ島最西端のカエナ・ポイントに続くトレイルの入り口が見えてきたら、駐車場に車と停めます。この先は車の通行ができないので、徒歩でカエナ・ポイントに向かいます。美しいオアフ島最西端の絶景を楽しんでください。自分でドライブしたあとに見る景色は格別です。 |
カエナ・ポイントの楽しみ方
駐車場からカエナ・ポイントまではハイキングにオススメの道。歩くのに適したスニーカーを履いていくことをおすすめします。片道約40分の道のりなので、時間に余裕をもってゆったりとした散歩を楽しみましょう。治安は悪くないですが、念のため車内には何も残さず、飲料水とカメラを持っていきましょう。運がよければ海辺で寝そべるハワイアン・モンク・シール(ハワイ固有のアザラシ)を見ることができるかもしれません(極めて数が少なく、絶滅危惧種に指定されているので近づくことは禁止されています)。ライフガードのいるヨコハマベイでは、シュノーケリングを楽しむこともできます。 |
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ワイキキからカエナ・ポイントへのアクセス
距離と所要時間:約70キロ / 約1時間20分
経由地:カポレイ、マカハ、カネアナ・ケーブ、マクアビーチ
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人気のドライブスポット
カネアナ・ケーブ:海中にあった岩が侵食してできた洞窟
マクアビーチ:手つかずの自然が残る美しい白砂ビーチ
カエナ・ポイント:絶景が楽しめるオアフ島の最西端
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