海外ドライブでしかできない体験
ルート66を走ってアメリカ大陸横断を実現!


伝説の国道ルート66を制覇してアメリカ大陸横断を実現できるドライブコースをご案内します。サンタモニカから出発してルート66の始点シカゴを経由してニューヨークへ。時間のない方は途中のルートだけドライブすることも可能です。コース(1)~(3)のどれかを選べば、ルート66の魅力を味わうことができます。また全てのドライブコースを合わせると、シカゴからサンタモニカまでのルート66を制覇することができます。

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西海岸から
ディープな内陸
イリノイ州

ロサンゼルスから行くオススメのルート66ドライブ

ルート66のスタートは西海岸から

ロサンゼルスの素晴らしいビーチエリアであるサンタモニカからルート66のドライブに出かけましょう。実際にはここがルート66の終着点で、シカゴが出発点となりますが、どちらからスタートしても問題はありません。サンタモニカからシカゴへ向かうルートなら、午後のドライブで西日が当たることも少ないため快適にドライブができます。サンタモニカから北アリゾナの中心都市であるフラッグスタッフへ向かう途中では、ルート66観光におすすめの街に立ち寄ることができます。

サンタモニカ

バクダッドカフェ / 写真提供:Vicente Villamon

映画で有名になったカフェ

大都市ロサンゼルスを抜けてまず最初に向かうのはモハーベ砂漠。ここもまだカリフォルニア州ですが、西海岸のイメージとは正反対の荒涼とした砂漠が広がっています。その砂漠の南側をルート66が東西に貫いています。砂漠の入り口には映画『バクダッドカフェ』で世界的に有名になったバグダッドカフェがあり、ルート66ドライバーの観光スポットになっています。

ゴーストタウン化したロイズモーテル

モハーベ砂漠の南側にあるアンボイの街は、ルート66を象徴する場所の一つ。フォトジェニックなロイズモーテル(ROY'S)の看板がある一帯は映画やCMに使われましたが、街自体はゴーストタウン化してしまいました。ロイズモーテルは1938年にRoy Crowlがガソリンスタンドとしてオープンし、その後カフェやモーテルとして経営しましたが、1973年に40号線が開通してからは客足も途絶えてしまいました。現在はルート66の観光スポットとして人々が訪れる場所となり、2006年にはボトルウォーターと包装済みの食品、記念品などを販売開始し、2008年にガソリンスタンドが再びオープンしています。

ロイズモーテル(アンボイ)

オートマン付近

砂漠を走り州境のコロラド川に沿った町ニードルズを抜けさらに東へドライブ。その先にあるオートマン(Oatman)は砂漠の中にある小さな田舎町。1900年の始めに金鉱が発掘され、一攫千金を夢見てアメリカ中から人が訪れたゴールドラッシュの街でした。ルート66の衰退とともに街は廃墟のようになりましたが、現在は観光地として整備されています。

次に訪れる街キングマンで訪れたいのがMr. D'z Route66 Diner。昔ながらの雰囲気が味わえるオススメのダイナーです。ハンバーガー、ホットドッグ、シェイクなどが人気で、観光客だけでなく地元のアメリカ人もたくさん訪れる人気店。外観だけでなく内装も、昔のアメリカ映画に出てくるダイナーそのものでとてもフォトジェニック!ドライブ休憩の合間に是非立ち寄ってみてください。
またキングマンでは歴史的国道であるルート66の変遷が学べるヒストリックルート66博物館を訪れてみましょう。この博物館は1909年~1940年まで発電所だった建物を再利用してオープンしました。


Mr. D'z Route66 Diner / 写真提供:trolvag

セリグマン / 写真提供:Daniel Vorndran

ルート66の人気観光地セリグマン

その次の街セリグマンまでの街道沿いにはアメリカらしいフォトジェニックな集落が点在しています。セリグマンはルート66の中でも特に有名な観光地で、わずか3ロック(約1km)ほどの小さなエリアにルート66関連のお土産が購入できるギフトショップ、カフェなどが立ち並び、ノスタルジックなルート66の世界が楽しめます。お土産や軽食&ドリンクを提供しているReturn to the 50'sは人気の観光地となっていて、外観がとってもフォトジェニック!1950年代らしきノスタルジックな雰囲気が魅力です。

その次の街ウィリアムズはグランドキャニオンの玄関として賑わう観光の街。わずか1kmほどの大通り沿いにはギフトショップ、レストラン、モーテルが並びます。おすすめピーツ・ルート66・ガスステーション博物館。ドライブ休憩ではウィリアムズで一番有名なアメリカンダイナーであるクルーザーズ・カフェ66で食事をとりましょう。その後に向かうのが北アリゾナの中心地であるフラッグスタッフ。2100mの高地にあり、街の中心にルート66が走り、レンガ造りの街並が古きよきアメリカの雰囲気を今に残しています。保養地やパワースポットとして人気のセドナはこの南にあります。


Return to the 50's / 写真提供:Ronnie Macdonald


クルーザーズ・カフェ66(Cruiser's Cafe 66)

サンタモニカからフラッグスタッフへのアクセス


・距離と所要時間:約770km / 約8時間
・経由地:サンタモニカ → アンボイ → オートマン → キングマン → セリグマン → ウィリアムズ → フラッグスタッフ

人気のドライブスポット


・バクダッドカフェ:モハーベ砂漠の入り口にある小さなカフェ。映画で有名になった
・ロイズモーテル:映画やCMに使われたフォトジェニックなモーテルの看板で有名
・オートマン:かつてゴールドラッシュで栄えた砂漠の中の小さな街
・キングマン:ルート66の歴史が学べるヒストリックルート66博物館がある
・セリグマン:ノスタルジックなルート66関連のギフトショップがある人気の街
・ウィリアムズ:グランドキャニオン観光の玄関口。ギフトショップやモーテル、ダイナーが多い
・フラッグスタッフ:レンガ造りの街並みが美しい北アリゾナの中心都市

ルート66ドライブルート(サンタモニカからフラッグスタッフ)


ディープなルート66ドライブ

映画『カーズ』にも登場した黒ウサギの看板

フラッグスタッフを出て次に向かうのはホルブルック。ドライブ途中の街道にはルート66のアイコンとなっている巨大な2つの矢のオブジェ「ツインアローズ(Twin Arrows)やアメリカのロックバンドイーグルス(Eagles)の名曲「テイク・イット・イージー("Take It Easy")」の情景が浮かぶ街ウィンスローなど、ルート66ならではのユニークな風景が見られます。特にジョセフシティにあるお店「ジャックラビット・トレーディングポスト」の看板は映画『カーズ』にも登場したルート66のランドマーク的存在。看板には"HERE IT IS"という言葉と印象的な黒ウサギが描かれています。
黒いウサギの絵が印象的な「ジャックラビット・トレーディングポスト」の看板

ウィグアムモーテル(Wigwam Motel) / 写真提供:KurtClark

ネイティブアメリカンのテントに着想を得たユニークなモーテル

次の街ホルブルックにはピクサー製作の映画『カーズ』で有名になったティピー型(テント型)のウィグアムモーテルが歴史的建造物として保存されています。このモーテルは非コネクトタイプの寝室ユニットからなっていて、平原に住むネイティブアメリカンの円錐型テントから影響を受けています。建築家はFrank Redfordで、20世紀に彼の設計図によって建てられた7つのモーテルコートのうちの一つです。彼はその名前をTeepee VillageよりWigwam Villageのほうがより心地いいものであると決め、それ以降ウィグアムビレッジと呼ばれています(Wigwamはテント小屋の意味)。15の大きなWigwamがネイティブアメリカンの村を象徴するように長方形の敷地に並べられ、小さな2つのWigwamはかつてのTexaco駅の休憩所でした。ルート66のドライブ途中で、北アメリカの伝統を継承するこのモーテルに泊まってみるのも貴重な体験です。

エキゾチックな文化が魅力のニューメキシコ州

そのあとさらに東へドライブを続けて到着するのがニューメキシコ州最大の都市アルバカーキ。スペイン文化が色濃く残るエキゾチックな旧市街が魅力です。ホワイトサンズ国定公園、カールスバッド洞窟群国立公園の玄関口としても知られています。アルバカーキを見たあとは北東に100km車を走らせ、アメリカ南西部で人気の観光地サンタフェへ向かいます。この辺りはロッキー山脈の麓で、北の方角に複数の山々を眺めることができます。
アルバカーキ / 写真提供:pxhere

キャデラックランチ(アマリロ)

荒涼とした大地に突き刺さるキャデラック

次に向かうアマリロは、何世紀もの間ネイティブアメリカンの部族がこの地域を支配していた1800年代後半の雰囲気を残す街。ルート66は1926年に開通しました。全盛期にはハリウッドの西部劇もこの街の周辺で撮影されました。アマリロ郊外には荒涼とした大地に突き刺さったキャデラックが並ぶキャデラックランチがあります。その異様な光景はドライブ中に一度は見てみたいドライブスポットです。オールドウェストの色が濃く残るアマリロを出たあとはさらに東へドライブ。オクラホマ州の州都であるオクラホマシティを訪れます。原油や天然ガスなどが豊かで、昔から繁栄し続けている珍しい都市。その後、ミシシッピ川の河畔にあるミズーリ州の街セントルイスへ。大西部への入り口を象徴するゲートウェイアートで有名です。

黒いウサギの絵が印象的な「ジャックラビット・トレーディングポスト」の看板

フラッグスタッフからセントルイスへのアクセス


・距離と所要時間:約2290km / 約21時間
・経由地:フラッグスタッフ → ジョセフシティ → ホルブルック→ アルバカーキ → サンタフェ → アマリロ→ オクラホマシティ → セントルイス

人気のドライブスポット


・ツインアローズ:ルート66のアイコンとなっている巨大な2つの矢のオブジェ
・「ジャックラビット・トレーディングポスト」の看板:映画『カーズ』にも登場したルート66上の看板
・ホルブルック:映画『カーズ』で有名になったティピー型のウィグアムモーテルがある
・アルバカーキ:エキゾチックな旧市街が魅力的なニューメキシコ州最大の都市
・サンタフェ:ロッキー山脈の麓にあるアメリカ南西部で人気の観光地
・アマリロ:ネイティブアメリカンの部族が住んでいた1800年代後半の雰囲気を残す街
・キャデラックランチ:大地に突き刺さったキャデラックが並ぶ奇抜なフォトジェニックスポット
・オクラホマシティ:原油や天然ガスなどが豊かなオクラホマ州の州都
・セントルイス:大西部への入り口を象徴するゲートウェイアートで有名
ルート66ドライブルート(フラッグスタッフからセントルイス)

 
イリノイ州の魅力を味わうルート66ドライブ

ミシシッピ川に架かるルート66の古橋

セントルイスからさらに北東にドライブし、大都市シカゴを目指します。セントルイスからミシシッピ川沿いに少し北上したところにあるチェーン・オブ・ロックスブリッジ(Old Chain of Rocks Bridge)はルート66の歴史的モニュメント。ミズーリ州とイリノイ州の州境に架かる橋で、1929年にルート66の一部として作られました。全長1マイルで、中央部のカーブは橋の一番の特徴です。かつてルート66はミシシッピ川を渡るのにこの橋を利用していましたが、老朽化のために一時閉鎖となり、現在は修復されて歩行者のみが渡れるようになっています。世界で最も長い歩行者・自転車専用の橋として知られています。
チェーン・オブ・ロックスブリッジ(Old Chain of Rocks Bridge)

キャデラックランチ(アマリロ)

アル・カポネ行きつけの店へ

ドライブの休憩で立ち寄りたいのがルナ・カフェ(The Luna Cafe)。1924年に建てられたカフェで、アル・カポネの行きつけの店でした。彼のサインのおかげで店は有名になりました。ルナ・カフェは独特の歴史を持ち、コールドドリンク、美味しい料理と素晴らしい物語を提供しています。

世界最大のケチャップ?

セントルイスのすぐ近くのコリンズビル(Collinsville)には、写真撮影にぴったりのフォトジェニックなスポットがあります。ブルックス・ケチャップ・ボトル(Brooks Catsup Bottle)は1949年に建てられたケチャップメーカーの給水塔。現在はアメリカロードサイドのユニークなスポットとして人気です。ルート66から少し逸れますが、時間をかけて見に行くだけの価値があります。


ブルックス・ケチャップ・ボトル / 写真提供:Andrew Keith
古き良き時代の橋を観光した後は、車で1時間のところにあるスタントンへ。街の南西の端にはルート66の博物館となっているヘンリーズ・ラビット・ランチ(Henry’s Rabbit Ranch)があります。このヘンリーのウサギ牧場では、ウサギと共にウサギの像が展示されています。店内や庭にはたくさんのルート66関連グッズが展示してあり、ワーゲン・ラビットがキャデラック・ランチのパロディのごとく地面に突き刺さっていて、絶好の撮影スポットとなっています。牧場経営者のヘンリー夫妻はルート66の有名人です。

最後のドライブインシアターで映画を観よう!

さらに北上したところにあるリッチフィールド(Litchfield)にはVic Suhlingガスステーションの旧跡に建てられたリッチフィールド博物館とルート66ウェルカムセンター(Litchfield History Museum & Route66 Welcome Center)があります。建物はレトロスタイルで、外壁はアメリカらしいネオンサインで飾られています。またこの町にはルート66で唯一営業しているドライブインシアターであるスカイビュー・ドライブインシアター(Sky View Drive In Theatre)があります。同時に400台の車を収容でき、映画を見ながら心地よい時間を過ごすことができます。休憩にはアリストンカフェがオススメです。
昔の薬局でスイーツを味わう
ジラール(Girard)の町では、懐かしいアメリカの薬局に立ち寄ってスイーツを味わってみませんか?かつてのデックス薬局は2007年に再開してドックスソーダファウンテン(Doc's Soda Fountain)に改名されました。ここでは昔ながらのアイスクリームやスイーツが味わえます。また無料の薬局博物館(Dick's Pharmacy Museum)も併設されていて、1884年以降の歴史を知ることができます。
赤レンガの道を走ろう
リッチフィールドからさらに北上したところにあるオーバーン(Auburn)には赤レンガの道(Original Brick Road)があります。1931年にできたルート66の一部で、全長約2.3キロ。コンクリートの道路の上にレンガを敷いて復元されており、現在はルート66の人気スポットになっています。

リンカーンの生まれた家(スプリングフィールド)

リンカーン大統領が生まれた町

さらに北東にドライブすると、イリノイ州の州都スプリングフィールドに到着。ここはアメリカで最も尊敬される大統領リンカーンが生まれた町として有名です。リンカーンはこの地で長い年月を過ごして政治的キャリアを積んだあと、1861年にホワイトハウスで第16代大統領に就任します。そのため、スプリングフィールドには多くのリンカーン由来の場所があります。街中にはリンカーンの生まれた家も残っています。そこは1837年から1861年までリンカーンが住んだ家で、その周囲はまるで19世紀の世界そのままです。

他にもエイブラハム・リンカーン大統領図書館博物館(Abraham Lincoln Presidential Library and Museum)で大統領の人物像に迫る遺品を間近に鑑賞したり、リンカーンが1843年から1852年まで働いていたリンカーン・ハーンドン法律事務所(Lincoln-Herndon Law Office)でガイド付きツアーに参加したりしましょう。20万平方フィートもの広大な館内では、インタラクティブな展示品、今にも動き出しそうなリンカーンの彫像などが展示され、特殊効果シアターでは大統領の人生における様々な場面が生き生きと映し出されています。最後にはリンカーンが眠るオーク・リッジ墓地(Oak Ridge Cemetery)へ。大統領のブロンズ像の鼻を撫でるといいことがあるかもしれません。


コージー・ドッグ・ドライブイン(スプリングフィールド)
この街ではアメリカンドッグ発祥の地「コージー・ドッグ・ドライブイン」でドライブの疲れを癒しましょう。他にもスプリングフィールド周辺では美味しいチリレストランやカフェも多く、多くのグルメスポットがあります。またスプリングフィールドにあるシーズ・ガスステーション・ミュージアム(Shea's Gas Station Museum)は世界中のルート66ファンの写真撮影場所として有名です。この古きよき時代のガソリンスタンドには50年前に遡ることができる様々な記念品のコレクションが展示されています。他にも最も長い歴史を持つガソリンスタンドであるマハン・ガソリンスタンド(Mahan's Filing Station at Fulgenzi's Pizza)があり、世界的に人気のハンバーガーを生み出した店として有名なFulgenzi's Pizzaが隣接しています。

世界最大の幌馬車を見よう!

さらに北にドライブすると、リンカーン大統領が1853年に自らの名前を命名した町リンカーンに到着します。裁判所スクエア歴史地区には、小売店、飲食店、企業が集まり、独自の雰囲気をもっています。ここでは大統領に関するミュージアムやルート66の史跡を訪れることができます。フォトジェニックなスポットとしては世界最大の幌馬車があり、ギネス世界記録に認定されています。
世界最大の幌馬車(リンカーン)


バニヨン・ジャイアンツ(アトランタ)

巨大ホットドッグを持ったジャイアンツを見よう

次に向かう街アトランタではルート66公園やアトランタ露店マーケットなど散策に最適な見所があります。食事におすすめなのが各賞を受賞したパイが味わえる「ザ・パームズ・グリル・カフェ」。1930年代の建築様式で復元された美しいレンガ造りの外観が魅力的な古きよきダイナーです。焼きたてのパイを頬張りながら、地元の人たちが交わす会話に耳を傾けてみましょう。カフェの隣にはアトランタ博物館があります。巨大ホットドッグを持った身長5mの人形「バニヨン・ジャイアンツ」(ポール・バニアン・ホットドッグ像)が目印です。

伝統のメイプルシロップを味わう

マクリーン(McLean)とブルーミントン(Bloomington)の間にあるファンクスグローブ(Funks Grove)は100年以上の歴史を誇るメイプルシロップ農場。1824年にこの地に入植したIsaac Funkさんにちなんで名づけられました。1891年にシロップ販売のための農場を開設し、現在に至るまで6000以上のメープルの木の樹液からピュアメープルシロップを生産して独自のブランドを作っています。Funk家による代々受け継がれてきた伝統のシロップは観光客にも人気です。またメープルを味わうだけでなく、森を散策したり、鉱物博物館を訪ねたりすることもできます。ルート66から森に入り、自然の甘みを味わってみてはいかがでしょうか。

ルート66の人気スポット「ルート66大殿堂博物館」

次に向かう町ポンティアックにはルート66大殿堂博物館(Route66 Hall of Fame and Museum)があります。歴史ある消防署内にはルート66にまつわる興味深い歴史や逸話、ルート66の精神を上手にとらえた写真展示、ルート66の道路標識を描いた州内最大の壁画などがあり、記念撮影にもおすすめです。ルート66を世界に広めた画家ボブ・ウォルドマイアが晩年に所有していたフォルクスワーゲンのバンと一緒に記念写真を撮るのもいいですね。ボブ・ウォルドマイアは生涯の半分をルート66で過ごし、車で絵を販売していました。

ストリートの壁画アートを見つけよう

ポンティアックの魅力のもう一つは街のいたるところにある19枚の壁画。ボブ・ウォルドマイアが描いた壁画もあり、自身が実際にルート66を旅して見た風景が描かれています。ポンティアックを訪れた際には是非壁画探しをして、ノーマン・ロックウェルの絵画の町にいるようなアート体験を楽しんでください。
ポンティアックにはもう一つ訪れたい博物館があります。ポンティアック・オークランド博物館は1930年代のクラシックなポンティアックから1970年代の希少なポンティアックファイヤーバードまで、様々なビンテージカーが展示されています。広い展示場で心ゆくまでクラシックカーの魅力を味わうことができる車愛好家にオススメの博物館。他にも昔使われていた車の看板やデザイングッズなども展示され、当時の生活様式を体験できます。

ルート66大殿堂博物館(ポンティアック)

1932 スタンダード・オイル・ガス・ステーション(オデル)

クラシックカーが立ち寄る老舗のガスステーション

次の町オデルにあるのは1932年から続く老舗のガソリンスタンド「1932 スタンダード・オイル・ガス・ステーション」(Odell Station)。ドライブ途中に立ち寄れる魅力的なスポットとしてドライバーに人気です。今では貴重な「天蓋住宅」という独特の建築スタイルで知られ、歴史を深く感じさせるガソリンスタンド。現在は地方、州、連邦政府、民間企業とルート66保存委員会の協力によって、創業当時の姿に復元されています。運がよければルート66を愛するドライバーが乗るクラシックカーに出会えるかもしれません。現在、ここはオデルのウェルカムセンターになっており、休憩所として利用することもできます。

レトロな建築を訪ねてドワイトへ

さらに北の町ドワイト(Dwight)にもオススメのガソリンスタンドがあります。アンブラー・ベッカー・テキサコ・ガソリンスタンド(Amber Becker Texaco)は1940年代に建てられたガソリンスタンドで、多くのドライバーが集まる賑やかな場所でした。現在はルート66のウェルカムセンターとしてアメリカ合衆国国家歴史登録財に登録されています。復元された1940年代のレトロな建築を訪れてみましょう。またドワイトにはフランク・ロイド・ライトが設計したアメリカ第一国立銀行やキーリー研究所のティファニーステンドガラス窓などを鑑賞することができます。
ドワイト(Dwight)

ジェミニジャイアント(タートルサンデー)

巨大な宇宙飛行士像とルート66最古の劇場

次の町ウィルミントン(Wilmington)ではお昼休憩をしましょう。ブレイドウッドのポルカ・ドット・ドライブイン(POLK-A-DOT DRIVE IN)はドライバーの人気食事スポット。1960年代に作られたドライブインレストランで、古いロケット発射台を元にして作られています。50年以上前から今も変わらない姿でそこにあるドライブインは最盛期の時代の香りを残し、イリノイ州のルート66の最も印象的なアトラクションの一つとなっています。店内にはルート66関連の記念品が展示され、1950年~60年代の曲が流れています。旅の疲れを癒すには有名なタートルサンデーがオススメ。お店の隣には高さ9mの巨大な宇宙飛行士像ジェミニジャイアント(Gemini Giant)があります。これは1960年代半ばに有人スペースシャトルを打ち上げたジェミニ宇宙計画にちなんで作られ、宇宙へ行くアメリカ人の夢が込められています。

希少な野生動物のバイソンを見る

ウィルミントンには他にも見所があります。 ミドウィン国立草原地帯ではバイソンを間近で見ることができます。敷地面積は約1.85万エーカーで、アメリカ農業部林業局が管轄しています。バイソンはアメリカ合衆国やカナダに生息するウシで、カナダの一部地域ではバッファローとも呼ばれています。現在は一部の国立公園を除いて野生のバイソンは絶滅し、現在は様々な自然地域でバイソンの導入が行われています。ミドウィン国立草原地帯はその一つで、2015年に園内へバイソンを導入してからバイソンの数が増加していきました。観光客は近くでバイソンを観察することができます。ドライブの一休みに、アメリカの野生動物が生息する豊かな自然環境を満喫してみませんか?
ミドウィン国立草原地帯 / 写真提供:U.S. Department of Agriculture

リアルト・スクエア劇場(ジョリエット)

そのあとさらに北へドライブを続け、1920年代に立てられたボードヴィル劇場があるジョリエットへ。リアルト・スクエア劇場はルート66上にある最古の劇場です。豪華絢爛な宮殿のようなこの劇場はジュリエットの宝として知られ、市民に親しまれてきました。世界で最も美しい劇場の一つと言われています。当時の壮大な様式で建築され、ロビーのシャンデリア、大理石の柱、金箔の細かい装飾、きらめく鏡など、100年前のヨーロッパを体験させてくれます。
地域歴史博物館(Joliet Area Historical Museum)ではルート66エクスペリエンスの展示があり、ルート66の歴史にまつわる写真や記念品を見たり最新のオーディオビジュアルプレゼンテーションを体験することができます。まるでタイムトンネルに乗って過去へと戻るような展示品の数々には時間が経つのも忘れてしまうほど。定期的に展示会を開催していて、訪れるたびに新たな発見があります。ギフトショップではルート66のコレクターズアイテムを手に入れましょう。

摩天楼発祥の地シカゴ

そのあとさらに北東にドライブをすれば、アメリカ第3の都市シカゴに到着します。ここでルート66を走るドライブは終了です。シカゴはアメリカ中央部にあるイリノイ州最大の都市で、ルート66のスタート地点。摩天楼発祥の地であり、個性的な高層ビルがまるで博物館のように立ち並ぶ様は圧巻です。展望が楽しめるスカイデッキ・シカゴやシカゴシアター、ネイビーピア、リンカーンパーク動物園、360シカゴにあるティルトなど、必見の観光スポットがたくさんあります。またシカゴ美術館やアドラー・プラネタリウムなどのミュージアムも充実しています。ホットドッグやディープディッシュピザ、ポップコーンはシカゴ自慢の人気グルメ!ドライブの終わりに是非味わってみては?ナイトライフを楽しみたい人はブロードウェイを鑑賞したりセカンドシティ・コメディクラブへ出かけてみましょう。バディ・ガイレジェンドでは極上のライブ音楽を味わうことができます。
ルート66の標識(シカゴ)
シカゴはショッピングのパラダイス!
イリノイ州で本格的なショッピングを楽しみたいならシカゴへ!有名ブランドショップからアウトレットモールまで、様々なショッピングが充実しています。まずはシカゴのショッピングのメインストリートであるマグニフィセントマイルへ。シカゴの刺激的な買い物はここから始まります。この通りに軒を連ねるのは魅力的なショップの数々。あらゆる人気ブランドがそろっています。破格のアウトレットに興味のある方はシカゴ郊外へ出かけてみましょう。オススメのショッピングモールはファッション・アウトレット・オブ・シカゴ、900ノースミシガンショップス、シカゴ・プレミアム・アウトレット、ウォータータワープレイスなど。
シカゴ周辺には見所がたくさん!
シカゴの喧騒から離れて、魅力ある周辺地域の見所を体験してみませんか?スリルと驚きに満ちたファミリー旅行を楽しみたい人は、キーライムコーブ・インドア・ウォーターパークリゾート(ガーニー)、バーピー国立歴史博物館(ロックフォード)、シックスフラッグス・グレイとアメリカ&ハリケーンハーバー(ガーニー)、シカゴランド・スピードウェイとルート66レースウェイ(ジョリエット)などへ出かけてみましょう。珠玉の建築を鑑賞したい方は、フランク・ロイド・ライト・ホーム&スタジオ、ファンズワース邸、フランク・ロイド・ライト設計のフレデリック・C邸ロビー・ハウスへ。シカゴ周辺にドライブで出かけて、様々な楽しみを発見してみましょう!

高層ビル(シカゴ)

セントルイスからシカゴへのアクセス


・距離と所要時間:約515km / 約6時間
・経由地:セントルイス → チェーン・オブ・ロックスブリッジ → スタントン→ スプリングフィールド → リンカーン → アトランタ → ポンティアック → ウィルミントン → ブレイドウッド→ ジョリエット → シカゴ

人気のドライブスポット


・チェーン・オブ・ロックスブリッジ:ルート66の歴史的モニュメントとなっている歩行者専用の橋
・スタントン:ルート66の博物館となっているヘンリーズ・ラビット・ランチがある
・スプリングフィールド:リンカーン大統領が生まれた町
・コージー・ドッグ・ドライブイン:アメリカンドッグ発祥の地として有名なドライブイン
・ザ・パームズ・グリル・カフェ:巨大ホットドッグを持った身長5mの人形がある
・ルート66大殿堂博物館:ポンティアックにあるルート66にまつわる博物館。記念撮影にもオススメ
・ポンティアック・オークランド博物館:クラシックなポンティアックカーを展示
・ポルカ・ドット・ドライブイン:50年以上前から続く老舗のドライブイン
・タートルサンデー:高さ9mの巨大な宇宙飛行士像ジェミニジャイアントがある
・ジョリエット:1920年代に立てられたボードヴィル劇場や地域歴史博物館がある
ルート66ドライブルート(セントルイスからシカゴ)

 

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